東北大学災害科学国際研究所 災害文化研究分野

疫病退散プロジェクト

疫病退散プロジェクトについて

現在、災害文化研究分野では、地域に残る疫病にまつわる石碑や文書、信仰や習慣についての情報を集めています。

疫病に関連する石碑や文書の情報登録フォーム


新型コロナウイルスの流行は、現代の我々が忘れていた人間と疫病との関係を改めて認識させました。しかし、歴史を振り返ると、疫病は人間にとって最も身近な脅威として存在していました。

江戸時代、疱瘡(天然痘)や麻疹の流行が度々あり、現代のような医療体制の無い状況で多くの人が命を落としました。一方で、人々は病気を「疱瘡神」や「麻疹神」と擬人化し、石碑の建立や疫病除けの神事などがおこなわれました。東北地方でも、各地に「疱瘡神」の石碑や疫病神である八坂神社が存在するとともに、様々な歴史・民俗資料が遺されています。

本プロジェクトでは、地域にのこる疫病をめぐる信仰や石碑などの歴史的・民俗的資料の情報を募集しています。同時に、本研究所で実践している歴史・民俗資料の研究技術、例えば石碑の撮影について最新式の“ひかり拓本”による撮影方法などを、ご要望に応じてレクチャーいたします。

石碑の撮影方法についてのページをご参考ください。

情報提供される方は、下記の登録フォームにお進み下さい。
皆様のご参加をお待ちしております。



「疱瘡神の石碑」などの情報登録フォーム

仙台市太白区秋保の”疱瘡神”と呼ばれる大岩
凹凸のある岩肌から、皮膚病平癒を願う人々の崇信を集めました。
辟邪絵”鍾馗”
疫病などの魔除けとして鍾馗の絵や人形を飾る風習がありました。
「口上」(ほうそう御守につき)
「ほうそう御守」を持ち、信心を深めることで難を逃れられる、としています。
ひかり拓本による石碑撮影
様々な角度から光をあてた写真を合成することで、短時間で簡単に、かつ文字がはっきりと読める画像が得られます。
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